国立国会図書館 第34回関西館資料展示「ブレイク刷るー!―ページが語る印刷技術の歴史」(9/18-10/14)及び関連講演会(9/26)

第34回関西館資料展示「ブレイク刷るー!―ページが語る印刷技術の歴史」ちらし画像

木版から、活版、ガリ版、オフセット印刷まで、印刷の歴史をたどる旅へ!
商業出版が始まった近世から現在まで、紙の本は私たちの生活に当たり前のものとして存在し続けています。それを支える印刷も、時代ごとに新たな技術を取り入れ、進歩し続けてきました。
本展示では、近世から現在にかけて進歩してきた印刷技術に関する本、実際にその技術を使って印刷された本などを紹介します。スマホ時代の今だからこそ、印刷された本が持つ“ものとしての魅力”を再発見してみませんか?
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開催期間: 令和7年9月18日(木) ~10月14日(火) (日曜・祝日は休館)
開催時間: 9:30~18:00
(10月12日(日)は関西館見学デーのため開館(10:00~16:00))
場所: 国立国会図書館関西館 閲覧室(地下1階)
入場: 無料・年齢制限なし
お問合せ先: 0774-98-1341(関西館資料案内)
URL: https://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_202509.html
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また関連イベントとして、金子貴昭氏(京都先端科学大学人文学部歴史文化学科准教授)をお招きした講演会「板木から読み解く江戸の出版事情~板木が果たした役割~」を開催します。

開催日時: 9月26日(金) 13:00~14:15
開催形態: 国立国会図書館関西館 大会議室(地下1階)
定員: 200名
参加費: 無料
参加方法: 事前申込み制(先着順)。ウェブページからお申し込みください。
      https://www.kri.or.jp/contact/shiminkouza2025.html
お問合せ先: 0774-98-1341(関西館資料案内)

○講師紹介
京都先端科学大学人文学部歴史文化学科准教授 金子貴昭(かねこ たかあき)氏
2010年立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員、立命館大学衣笠総合研究機構准教授を経て現職。

○講師から
江戸時代には商業出版が開花し、市井に浸透しました。それを支えたのは、木製の版「板木」(はんぎ)です。板木は印刷の道具でしたが、そこには出版権が宿るなど、道具以上の役割を担っていました。本講演では、板木をキーワードに当時の出版事情を読み解きつつ、出版界において板木が果たしていた役割についてお話します。

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