同志社大学カーボンリサイクル技術フォーラム2024年度シンポジウムを開催します(3/7開催)
「第7次エネルギー基本計画が目指す脱炭素社会」
同志社大学は、2021年6月1日付けでCO2リサイクル社会の実現に向けて、産官学連携による教育研究活動を全学的に推進するスキームとして「同志社大学カーボンリサイクル教育研究プラットフォーム」を発足させました。
温室効果ガス(主にCO2)の排出削減は全世界的な課題であり、わが国も2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロとするカーボンニュートラルを表明しています。同志社大学はこの課題に対して、CO2を資源と見なして活用できる基礎原理を見出し、企業等が有する先端技術との連携による再資源化、再エネルギー化を進める「カーボンリサイクル」に取り組んでいます。
2024年度のシンポジウムは、2025年2月18日に基本計画が閣議決定された第7次エネルギー基本計画を主軸としています。
第7次エネルギー基本計画では、2050年のカーボンニュートラリティの目標達成に向けた具体的な道筋を示すことが求められます。一方国内外で新たなカーボンリサイクルに関連する技術も社会実装されつつあります。
そこで今回のシンポジウムでは、カーボンリサイクルに関連する技術と周辺事情について、世界の動向、日本の動向、そして京都を中心に地域の動向を中心に議論します。
●日時:2025年3月7日(金)13:30 ~17:00(13:00開場)
●場所:同志社大学 今出川キャンパス 寒梅館ハーディホール
●開催形式:ハイブリッド開催
●参加費:無料
●参加申込:申込要(会場・オンライン両方)
以下のリンクまたはチラシにあるQRコードより参加申込を行って下さい。
https://forms.office.com/r/L7Z3PH0JSY
●プログラム
・開会挨拶 小原 克博(同志社大学 学長)
・座長挨拶 寺井 隆幸(カーボンリサイクル技術フォーラム座長/東京大学名誉教授/
一般財団法人エネルギー総合工学研究所理事長)
・基調講演 「第7次エネルギー基本計画について」
秋元 圭吾(地球環境産業技術研究機構システム研究グループグループリーダー/主席研究員)
・講演1 「imecにおけるPower2moleculeの取り組み」
Dr. Siggi Wodarz(Interuniversity Microelectronics Centre(Belgium) Researcher)
・講演2 「水素事業について」
山下 諒平(岩谷産業株式会社近畿支社京滋支店産業ガス・機械部)
・講演3 「持続可能な航空燃料SAFについて」
吉川 浩平(全日本空輸株式会社経営戦略室企画部GXチームリーダー)
・講演4 “Utilisation of surplus heat from the industry in Norway”
Prof. Petter Nekså (SINTEFEnergy(Norway), 同志社大学エネルギー変換研究センター客員教授)
・報告 「2024年度の技術フォーラムの活動報告」
後藤 琢也(同志社大学理工学部教授)
・パネルディスカッション「再生可能エネルギーと地域利用について」
ファシリテーター:後藤琢也
コメント:Siggi Wodarz、Petter Nekså、吉川浩平、岩谷産業、
パネリスト:寺井隆幸(座長)、小林洋一郎(京都府脱炭素社会推進課)、秋元圭吾(地球環境産業技術研究機構)、水口浩司(同志社大学客員教授)
・閉会挨拶 後藤 琢也(同志社大学カーボンリサイクル教育研究プラットフォーム事業実施統括/研究開発推進機構 機構長/副学長)
●主催:同志社大学研究開発推進機構
同志社大学カーボンリサイクル教育研究プラットフォーム
【詳細】https://crpf-doshisha.com/news/
【お問合せ】同志社大学カーボンリサイクル教育研究プラットフォーム 事務局
TEL:0774-65-8256 mailto:pf-carbon@mail.doshisha.ac.jp