国立国会図書館 第33回関西館資料展示「果しなき想像の果に-SFの想像力が創造した未来」(2/20-3/18)及び関連講演会(2/22)
未来を夢見るはてしなき想像力と、その夢を実現する科学技術によって、人類は社会を発展させてきました。本展では、想像の世界を描くSF小説と現実の科学技術に関する資料を対比させながら、宇宙技術やインターネットといった革新的な技術、万博やけいはんな学研都市のような社会実験となったプロジェクトなど、幅広いテーマの資料をご紹介します。人類の想像力と科学技術が生み出した社会の変容をたどることで、現代社会が抱える課題の解決のヒントを探ります。
未来を創造する力は、一人ひとりの想像力の中にあります。想像力を刺激し、新たな視点から社会を見つめ直すきっかけとしませんか?
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開催期間: 令和7年2月20日(木) ~3月18日(火) (日曜・祝日は休館)
開催時間: 9:30~18:00
場所: 国立国会図書館関西館 閲覧室(地下1階)
入場: 無料・年齢制限なし
お問合せ先: 0774-98-1341(関西館資料案内)
URL: https://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_202502.html
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また関連イベントとして、円城塔氏(作家)をお招きした講演会「人新世で残らないもの」を開催します。
開催日時: 2月22日(土) 14:00~15:30
開催形態: 国立国会図書館関西館 大会議室(地下1階)
定員: 150名
参加費: 無料
申込み: 以下のページの申込フォームからお申し込みください。
https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/kansai_20250222.html
※締切後に抽選を行います。2月12日(水)までに、当選した方のみに、メールで当選通知をお送りします。
お問合せ先: 0774-98-1341(関西館資料案内)
○講師紹介
作家 円城塔(えんじょう とう)氏
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。2007年「オブ・ザ・ベースボール」で第104回文學界新人賞受賞。2012年「道化師の蝶」で第146回芥川龍之介賞受賞。2019年『文字渦』で第39回日本SF 大賞受賞。主な著書に『Self-Reference ENGINE』(早川書房、2007)、『Boy’s Surface』(早川書房、2008)、『これはペンです』(新潮社、2011)、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著、河出書房新社、2012)がある。
(写真は本人提供 ©新潮社)
○講師から
携帯端末の普及や作業の電子化、知識のデーターベース化、人工知能の急速な発達などで、文字メディアはさまざまな方向から激変にさらされています。流通する文字の量は増えていますが、そのまま消えていくもの、公開されえないものもまた増加しています。
ふだん小説を書いて暮らしている立場から、文字メディアの発信や受容の変化について実体験を交えつつ紹介します。