臨床倫理学 応用コース2025
京都大学において臨床倫理学 応用コース2025を開催いたします。
医療現場、法律、哲学等、多岐の分野に渡る専門家からの講義・演習により、実際に臨床現場で起こる倫理的な問題について、臨床倫理に関する倫理的・法的な基礎知識を身に付けたうえで、実践的な対応策を立てることができるようになることを目標に実施される集中コースです。
臨床倫理コンサルテーションや意思決定支援をより深く学びたい方、講義および受講生同士の議論を通じて様々な視点や考え方を習得したい方のご参加をお待ちしています。
【開催日時】
オリエンテーション 2026年2月23日(月・祝)18:00~20:00(ライブ授業)
ディスカッション 2026年3月12日(木)10:00~17:00(ライブ授業)
終了後、懇親会(意見交換会)2時間程度
【実施方法】
オリエンテーション(オンライン参加)
++ 講義動画の事前視聴(オンデマンド授業)
+ディスカッション(会場参加 : 京都大学吉田キャンパス内 または オンライン参加 : Zoomによるライブ配信)
※講義動画は、Dropbox(クラウドストレージサービス)を利用して、共有いたします。
【条件】
・臨床倫理学入門コースを修了していることが望ましい。
・オンデマンド授業およびZoomによるライブ授業に音声で参加可能なデバイス、インターネット環境をご用意ください。
・オリエンテーション、ディスカッション両日の参加が必須です。(各回それぞれのお申込みは受け付けておりません。)
【概要】
新生児集中治療室(NICU)における治療継続・中止の判断に関する事例検討、および、筋萎縮性側索硬化症(ALS)で在宅療養している患者さんが人工呼吸器の利用を拒否している場の対応について扱う予定です。
受講生は小グループに分かれて、講義の内容を踏まえたうえで、事例に対する対応を議論し、解決策を提示することが求められます。
【プログラム】(予定)
1日目 ライブ授業(Zoomで実施)2月23日(月・祝)18:00~20:00
・挨拶、臨床倫理学応用コースについて(導入)
・自己紹介(班ごと)
・事例紹介とグループディスカッション
・今後の進め方
オンデマンド授業
(1日目のライブ授業終了後、2日目のライブ授業までに講義動画を各自で視聴していただきます。)
※1講義あたりの時間は30分程度です。
≪主な講義内容≫
・新生児医療の倫理(事例1に関する医学的知識を含む)
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは(事例2に関する医学的知識を含む)等
2日目 ライブ授業(会場での対面およびZoomでのオンラインディスカッション)3月12日(木)10:00~17:00
・講演 荻野 美恵子(国際医療福祉大学医学部 教授)「神経難病における意思決定支援」
・事例紹介、グループに分かれてのディスカッション、グループ発表
※参加方法は、会場参加・オンライン参加から選択していただけます。
※終了後、懇親会(意見交換会)2時間程度
応募者多数の場合は、選考を行います。
【主 催】
京都大学大学院文学研究科 応用哲学・倫理学教育研究センター(CAPE)
京大オリジナル株式会社
【参加対象】
医療従事者やその他の社会人及び、医療系・文系の大学生・大学院生
【詳細・申込】
臨床倫理学 応用コース2025
申し込み締め切り 2026年1月30日(金)12:00
【問合せ先】
京大オリジナル株式会社
E-mail:kensyu@kyodai-original.co.jp
