志賀直哉旧居特別講座 2025年度「白樺サロンの会」
学校法人奈良学園セミナーハウス志賀直哉旧居は、昭和初期に志賀直哉自身が設計し、家族とともに
9年間を過ごした邸宅で、その後持ち主が変わる間に改築の手が加えられていましたが、写真や記憶、
改築の痕跡などを探り復元したものです。当時「高畑サロン」とも呼ばれ、自然光が差し込むサンルームは、
武者小路実篤や谷崎潤一郎など、名だたる文化人が集い語り合った場所です。
現在、一般に公開し、定期的に文化講座等を開催しています。
2025年度白樺サロンの会は、『古都奈良、文学と美術と』をテーマに予定しております。
この講座では、古都奈良が今日に伝えた遺産と、今にみる文学作品や美術について、その魅力を語ります。
古都の美と近代の文学とを、ともに鑑賞しながら志賀旧居講座の午後を心ゆくまで味わって頂きたく思います。
ぜひご参加ください。(申込先着順です。)
<開催日>5月19日(月)、6月16日(月)、7月21日(祝月)、9月15日(祝月)、10月20日(月)、11月17日(月)
*いずれも14:00~15:30
*ご希望の回のみの参加も可。各月、第三月曜日、8月休講。
<参加費>1回500円/人(入館料込み)
◆5月19日(月)
「古都奈良と日本文化」
呉谷充利 建築史家 相愛大学名誉教授
◆6月16日(月)
「芥川龍之介『竜』―猿沢の池から昇る竜―」
吉川仁子 奈良女子大学准教授
◆7月21日(祝月)
「『悲しみよこんにちは』を読むーーフランソワーズ・サガンとその時代」
東浦弘樹 劇作家 関西学院大学教授
◆9月15日(祝月)
「泉鏡花『外科室』を読む」
西尾元伸 帝塚山大学教授
◆10月20日(月)
「奈良のモダン」
松川綾子 奈良県立美術館 学芸員
◆11月17日(月)
「戦後80年を迎えて 奈良の美術と戦争」
平瀬礼太 美術史家 愛知県美術館・館長
~申込・問合せ先~
奈良学園セミナーハウス志賀直哉旧居
TEL・FAX0742-26-6490
E-mail seminar&naragakuen.jp
※&を@にかえて送信してください。